我々が当たり前のように使っている「電気」を、改めて考えてみますと「電気」を使うようになってまだ１世紀あまりしか経っていません。しかし、その１世紀の間に「電気」は、空気と同じくらい身近で、なくてはならないものとなりました。また、阪神・淡路大震災という痛ましい出来事を通じ、ライフラインとしての「電気」の重要性が一段と認識されるようになりました。

おかげさまを持ちまして創業以来、約半世紀にわたり電気工事の専門工事業社として顧客の皆様に御愛顧いただき今日に至っております。私たちは電気工事をする中で培った技術をもとに、建造物に機能を持たせ、そこに居住あるいは作業する人々に快適で、健康的な環境を提供し、居住性を高めるとともに作業能率の向上をもたらすことが出来るよう努めています。又、生産現場にあっては、製品の品質確保、歩留まりの改善など生産性の向上に貢献できるよう努めております。

また、日進月歩で進化する設備を提供する事により、顧客の皆様の大切な財産である建造物を作り出す事に役立っています。もちろん、新築の建物だけではなく、改修・増築工事をすることによって建物の機能は蘇ります。一般的に設備のライフ（寿命）は約２０年、鉄筋コンクリートの建造物のライフが１００年といわれています。その為、１００年間建造物を長持ちさせるためには、４回のリフォームが必要になるわけです。そのためにはメインテナンスがしやすい建物を造る必要があると考えています。

現代社会の要請は、

１．誠実（情報開示・ＩＳＯ９００１による品質管理など）

２．環境への優しさ（省エネ・産業廃棄物の減少・ＫＥＳなど）

３．新しい技術の提案（安全安心・ＩＴなど）

であると考えています。この３つにキーワードをもとに、顧客の皆様に信頼され愛される企業になるよう努めています。

平成２７年　１月 １日

株式会社　昭和電工社

代表取締役社長　進藤 久和